株式や債券ってなに?違いやリスクを解説!

有価証券の種類

タロウ先生:まず、株式や債券のことを、「有価証券」ともいうワン。

あすか:「有価証券」ていう言葉はよく聞くよね。
でも、これも具体的に説明してって言われたら出来ないかも…。「有価証券」の定義って何なのかな?

タロウ先生:そうワンね、難しい言葉でいうと、「財産的価値のある私権を有する証券」だワン。大きく分けて、下の3つに分類されるワン。

【有価証券の3つの分類】
①貨幣証券…手形・小切手など
②資本証券…株式・債券など
③物財証券… 船荷証券や倉庫証券など

今回は株式や債券のお話をしたいから、②の資本証券の説明ということになるワンね!まあ、一般的に有価証券というと、この資本証券のことを指すことが多いようだワン。

あすか:そうなんだ、ちなみに、③の物財証券っていうのは何?

タロウ先生:物財証券とは、「一定のサービスを受け取る権利を保証した証券 」のことをいうワン。

あすか:へえ~、そんなものもあるんだね!

株式とは?

タロウ先生:さて、本題に入っていくワン。まずは株式のお話からだワン。
株式とは、株式会社の出資者である株主が有する権利のことで、その権利の持ち分を表すものだワン。
昔は出資した証拠として「株券」という紙の券を発行していたけど、 現在の会社法では、株券は原則として不発行となっているワン。

あすか:へぇ~、そうなんだ!でもその証拠が無かったら、株主はそうやって証明すれば良いの?

タロウ先生:株主は、自分が株主名簿に記載されていることを証明する「株主名簿記載事項証明書」というものの交付を会社に請求することができるワン。

あすか:なるほど、それが出資者である証拠になるんだね!

タロウ先生:そうだワン!

株主の3つの主要権利

タロウ先生:株主はお金を出して会社を応援するわけだから、それと引き換えに、主に3つの権利を手に入れることができるワン。

剰余金配当請求権

利益の配当を受け取る権利

残余財産分配請求権

会社が解散するときに、残余財産の分配を受け取る権利

株主総会の議決権

経営に参加する権利

あすか:ふむふむ、なるほど。あとそういえば、株主は株主優待券がもらえたりもするよね?

タロウ先生:株主優待券は、株式会社が一定数以上の自社の株券を「権利確定日」に持っていた株主に与える優待券だワンね。

あすか:そうそう、食事券とか、色々なものがあるよね!株を買うのって、そういうのも楽しみの一つだよね。

タロウ先生:あすかは投資に興味津々ワンね。では次は、株式投資の特徴についてだワン。

株式投資の特徴について

タロウ先生:株式投資の収益には、配当金による収益と、株価の変動による収益の2つがあるワン。

あすか:株価の変動による収益っていうのはつまり、株式を安い時に買って、高くなった時に売る、そしてその差額で儲けるってことだよね!

タロウ先生:そうだワン。上場株式は株式市場で売却すれば、いつでも換金できるワン。
但し、知ってると思うけど株式は元本保証が無いワン。だから、買った時よりも更に安くなってしま、元本割れする可能性もあるワン。

あすか:そうそう、そこが株式投資の怖いところだよね。

債券とは?

タロウ先生:あすかは株式投資が怖いって言ってたけど、それに比べ安全性があるのが債券だワン。

あすか:債券て、国が発行してるやつだっけ?昔銀行で「定期預金よりも国債の方が金利が高いですよ」って勧められたことがあるような…。

タロウ先生:そう、債券とは、国や地方公共団体などが元本の返済や利子の支払いなどを明確に約束して発行する有価証券のことだワン!

あすか:なるほど、元本の返済も約束されてるなら安心かも。

債券の主な特徴

タロウ先生:債券の一般的な特徴として、次の3つが挙げられるげられるワン。

安全性

償還期限まで保有すると、額面金額が戻ってくる。

確実性

償還までの期間は、発行時に定めた一定の利子が支払われる。

換金性

償還までに売却し換金することも出来る。

あすか:ふむふむ、ちなみのこの「償還」ていうのは何?

タロウ先生:償還とはつまり、満期日のことだワン。
債券は基本的に満期までの期間がが決まっているワン。
債券の発行者は、満期日には資金を投資家へ返還するワン。このことを償還というワン。

あすか:なるほど、そんな仕組みも株式とはだいぶ違う点だね。

債券の種類

タロウ先生:次に、債券の種類についてだワン。これが結構色々あって、ややこしいかもしれないワン。

あすか:え、そうなの。大まかで良いから簡単にお願いします!

タロウ先生:まず、債券は発行主体によって下記のような呼び方があるワン。

債権の発行主体

  • 国債 … 国が発行
  • 地方債 …地方公共団体が発行
  • 特別債 …公庫など、政府関係の機関が発行
  • 金融債 …民間の金融機関が発行
  • 普通社債 …民間の事業会社が発行
  • 外債 …外国、外国法人が発行

あすか:こんなに沢山種類があるんだ。国債、地方債位しか聞いたこと無いかも…。

タロウ先生:あまり聞きなれないかもしれないワンね。
今言ったのは発行主体による分類だワン。次に、発行形式による分類があるワン。

社債の発行形式

利付債】

定期的に利息(クーポン)が支払われる債券。
発行時に利率が決まっている「固定利付債」と、利率が変動する「変動利付債」の2種類がある。

割引債

利息の付かない債券。発行価格が額面価格より低くなっている。償還時には額面金額が返還されるため、発行価格と額面価格との差が、利付債でいう利息に相当する。

あすか:なるほど。利息が支払われるのが利付債、利息分を最初から割り引いて発行するのが割引債、この2つの発行形式があるてことだね。
う~ん、頭がごちゃごちゃしてきた。

タロウ先生:あすか、頑張るワン。もう一つ説明したいワン。最後に、募集対象による分類だワン。

あすか:募集対象?債券は、だれでも買えるわけじゃないの?

タロウ先生:誰でも買えるものと、そうでないものに分かれるのだワン。

債券の募集対象

公募債】

不特定多数の投資家を対象に募集する債券。誰でも購入が可能。

【非公募債】

公募せず、特定の投資家(政府・日本銀行などを含む)を対象に発行する債券。私募債縁故債などとも言われる。

あすか:へ~そうだったんだ。債券て、知らないことが沢山あるなぁ。

タロウ先生:ほかにも、担保の有無などによっても分類することが出来るけれど、とりあえず今日はここまでだワン。

あすか:うん、多分、明日になったら半分も覚えてないかも。

タロウ先生:あすか、投資を始めるにはまず知識を身につけることが大切だワン!

あすか:そうだね~。少しずつ頑張ります!今日もありがとう、タロウ先生!

タロウ先生:どういたしましてだワン!

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