【おすすめ本】『ドラッカーと生産性の話をしよう』のご紹介
目次
ドラッカーと生産性の話をしよう 著者:林 總(はやし あつむ)
タロウ先生:今日は、これを読む前と後では仕事の仕方が変わるかもしれない、という本のご紹介だワン。
あすか:「ドラッカーと生産性の話をしよう」…?ドラッカーって、聞いたことある!有名な人だよね。
タロウ先生:そう、この本は、世界的に有名な経済学者ドラッカーの「生産性理論」を説明している本なのだワン!
著者の林總(はやし あつむ)先生は、公認会計士などの資格を持ち、経営コンサルティングなどを行う一方で、「ドラッカーと生産性の話をしよう」「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」など数々のベストセラー本を執筆しているワン。
あすか:著者の方もすごい人なんだね。
タロウ先生:そうだワン!
ドラッカーってどんな人?
あすか:ドラッカーって、有名なのは知ってるけど、イマイチどんな人なのか知らないんだよね。
タロウ先生:そうだと思ったから、ちょっと調べてきたワン。
ドラッカーは、「ピーター・ファーディナンド・ドラッカー」という名前で、1909年にオーストリア・ウィーンで生まれた、ユダヤ系のオーストリア人だワン。
経済学者や社会学者として、とっても有名な人物なのだワン。
2005年に95歳で亡くなったけれど、そこから15年経った今現在も、その考え方や才能に世界中の人々が注目しているワン。
あすか:そんなに昔の人なのに、今の時代にも通用する考え方をしてたんだね。
タロウ先生:通用するどころか、「知的労働者(Knowledge economy)」や「民営化(Privatization)」という言葉を生み出したのもこのドラッカーなのだワン。
更に言うと、「マネジメント」という概念を生み出したのも、ドラッカーなのだワン。
あすか:へぇ~。なんかもう凄すぎて、凄さのレベルが分からないかも…。
「ドラッカーと生産性の話をしよう」の内容
タロウ先生:この本は、アパレル会社を舞台に「生産性理論」を物語形式で説明している本だワン。
あすか:物語になってるんだ、難しい本に抵抗がある人でも読みやすそうだね。
タロウ先生:登場人物の会話も多いし、読みやすいと思うワン。具体的な物語の内容は、順風満帆に経営しているはずのアパレル会社が気が付けば倒産の危機に陥り、その原因や解決方法を探っていくというお話だワン。
会社勤めの人が読んだら、「分かる!」「うちの会社もこんなだ!」と共感するシーンが多々あると思うワン。
あすか:話の内容がリアルなんだね~。それで、生産性を高める方法も載っているの?
タロウ先生:もちろん!ドラッカーは、生産性の向上のカギは「知識の生産性」にあると結論付けているワン!
あすか:「知識の生産性」!
タロウ先生:そう、持っている情報を、いかに仕事に応用し効果を上げられるか、これが大事ということだワン!
あすか:なるほど、情報を持っているだけじゃダメなんだね。
タロウ先生:そう、情報だけならネットで調べれば何でも出てくるワン。それをいかに応用できるか、それが知的労働ということになるワンね。
あすか:なるほど。
タロウ先生:ほかにも、生産性を上げる具体的な方法がたくさん載っているワン。堅苦しすぎずさらっと読めてしまう本なので、あすかも読んでみると良いワン。
あすか:確かに、たまには漫画だけじゃなくてこういう本も読んでみようかな。今日もありがとう、タロウ先生!
タロウ先生:どういたしましてだワン!