【FP試験対策】6つの係数
目次
いろいろな計算に使う6つの係数
今日は、FP試験に必須の『6つの係数』について覚えるワン!
6つの係数??
係数を使うと、複雑な計算が簡単に出来るのでとても便利なのだワン!今回覚えたい6つの係数は、以下の通りだワン!
係数の名前 | 求めたい数値 |
---|---|
終価係数 | 現在の金額から、将来の金額を求める |
現価係数 | 将来手に入れたい金額のために、 現在いくら必要か求める |
年金終価係数 | 毎年積み立てた場合の、将来の 金額を求める |
減債基金係数 | 将来手に入れたい金額のために、 毎年の積立額を求める |
資本回収係数 | 借り入れをした際の毎年の返済額や、 一定の金額を複利運用しながら取崩す際の、 毎年の受取額を求める |
年金現価係数 | 希望の金額を年金で受け取るには いくらの元金があれば良いかを求める。 |
一つずつ、例を見ていくワン!
6つの係数の使用例と計算式
終価係数
10万円を年利3%で複利運用したら、5年後にいくらになるか?
100,000円 × 1.159(終価係数) = 115,900円
現価係数
5年後に10万円にしたい場合、年利3%で複利運用するのであれば、最初にいくら必要か?
100,000円 × 0.8626(現価係数) = 86,260円
年金終価係数
毎年10万円を年利3%で5年間積み立てたら、いくらになるか?
100,000円 × 5.309(年金終価係数) = 530,900円
減債基金係数
年利3%で積み立てて5年後に100万円にしたい場合、毎年いくら積み立てれば良いか?
1,000,000円 × 0.18835(減債基金係数) = 188,350円
資本回収係数
100万円を年利3%、返済期間5年で借りた場合、毎年いくらずつの返済になるか?
1,000,000円 × 0.21835(資本回収係数) = 218,350円
年金現価係数
年利3%で複利運用し、毎年100万円ずつ5年間受け取るためには、元本がいくら必要か?
1,000,000円 × 4.580(年金現価係数) = 4,580,000円
どんな時にどの係数を使うかがポイントだね!ちなみにこのそれぞれの係数は、どうやって算出するの?
自分で算出するのはなかなか難しいワン。ネットなどで調べれば、それぞれの『係数表』が出てくるので、それを見てみると良いワン!