【FP試験対策】キャッシュフロー表の作成

キャッシュフロー表とは?

さて、前回勉強したライフイベント表をもとに、次はキャッシュフロー表を作っていきたいと思うワン。

前回の記事はこちら
【FP試験対策】ライフイベント表とは?

ライフイベント表は、将来のイベントとその時の年齢などを表に書き出したものだよね。

そうだワン。そして、そこに今の貯蓄残高や、将来の収支状況の予測を付けたし、将来お金が足りるのかなどを確認するために作成するのがキャッシュフロー表だワン。
具体的には、このような表だワン!

キャッシュフロー表の例    

                              (単位:万円)

西暦2021年2022年2023年2024年2025年
家族構成本人 45歳46歳47歳48歳49歳
40歳41歳42歳43歳44歳
長女10歳11歳12歳13歳14歳
長男8歳9歳10歳11歳12歳
イベント(必要資金)家リフォーム(300)長女中学入学(50)車買い替え(150)
収入給料
(変動率0.5%)
500503505508510
収入合計500503505508510
支出生活費(変動率1%)300303306309312
家賃120120120120120
保険料1818181818
一時支出30050150
その他2020202020
支出合計758461464517620
年間収支▲2584241▲9▲110
金融資産残高(変動率1%)400446492488382

なんだか数字がいっぱい…。でもひとつづつ見ていくと、毎年の給料(収入)から生活費などの支出を引いて、最後に残った金額を資産残高にプラマイしているだけのシンプルな表だね。

そうだワンね、ただポイントが2つほどあるから、紹介するワン。

キャッシュフロー表のポイント1つ目:可処分所得

ポイント一つ目は、給料の欄に入れる金額fだけど、これは給料の総額でなく、手取り額を入力するワン。
この手取り額のことを可処分所得というワン。

手取り額っていうのはつまり、給与から税金とか健康保険料を差し引いた、自分が自由に使える金額のことだよね。

そうだワン!

可処分所得 = 年収 ー (社会保険料 + 税金)

キャッシュフロー表のポイント2つ目:変動率

ポイント2つ目は、『変動率』についてだワン。
給料や生活費、金融資産残高に、「変動率○%」と書いてあるワンね。

うん、これは何?

これは、物価の上昇などを考慮した将来価値昇給子供の成長による生活費の増加預金や投資の利回りなど考慮して、一定のペーセンテージをかけているのだワン。

変動率の計算の例(上記キャッシュフロー表より)
500万(2021年の給料) × ( 1 + 0.005(変動率) ) = 503万(2022年の給料)

可処分所得と変動率は、大事なポイントなので要チェックワン!

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