【FP試験対策】教育資金の計画
目次
教育資金の準備方法
教育にはたくさんのお金がかかるワン。
その資金準備にはどんな選択肢があるか、事前に知ることが大事ワンね。
教育資金かあ。確かに、子育てにあたって教育資金の問題は大きいよね。
貯金のほかに、何か方法があるのかな?
もちろん、自分のお金を蓄えておくことはとても大事なことだワン。
だけど、家のローンや生活費など、多くの支出がある中で、教育資金にそんなにつぎ込めない事もあるワンね。そのような場合の選択肢として、下記のようなものがあるワン。
①奨学金制度
奨学金は、よく聞くよね。
そうワンね。代表的なものは、日本学生支援機構の奨学金ワンね。
【日本学生支援機構の奨学金】
〇貸与型
第一種奨学金…無利息。対象となるのは、成績優秀で経済的に就学困難な学生。
第二種奨学金…利息あり(在学中は無利息)。第一奨学金よりも緩やかな基準で選考がある。
〇給付型
2020年4月より新しく始まった「高等教育の修学支援新制度」では、世帯収入などの要件を満たせば、授業料、入学金の免除や減額、給付型奨学金の支給を受けることが出来る。
あとから返さないといけない貸与型と、返さなくてよい給付型があるんだね。
②教育ローン
教育ローンは、民間の銀行などでもいろいろあるけれど、公的なものの代表に、「日本政策金融公庫」の教育ローンがあるワン。
【日本政策金融公庫の教育一般貸付 (国の教育ローン)】
・固定金利
・返済期間は原則15年以内
・融資限度額は、学生一人当たり350万円(一定の要件に該当すれば450万円)
・世帯収入などの制限がある
③学資保険
学資保険は、通称「こども保険」ともいわれるワン。さまざまな民間の保険会社が取り扱っているワンね。
【学資保険(こども保険)】
・契約者(親など)が死亡した場合、子供が成長するまで毎年お金がもらえたり、その後の保険料払い込みが免除になる。
・子供の入学、進学のタイミングでお祝い金がもらえる
その他、子供自身のけがや病気に対応する保険もあるワン。保険会社やプラン、特約の付加などによって内容が変わってくるので、加入を検討する場合は、どんな内容なのかしっかり確認すると良いワン!