建物の構造級

火災保険では、建物を構造によって下記のように分類しています。

住宅物件の場合

M構造(マンション構造)…コンクリート・れんが・石造建物の共同住宅、耐火建築物の共同住宅

T構造(耐火構造)…コンクリート・れんが・石造の建物、耐火建築物、準耐火建築物、省令準耐火建物

H構造(非耐火構造)…M構造、T構造に該当しない建物


防火上の性能はM構造が一番高く、次にT構造、H構造、と続きます。その為、保険料率はM構造が一番低く、次にT構造、H構造と続きます。

一般物件(店舗・事務所等)の場合

1級…コンクリート造建物、れんが造建物、石造建物、耐火建築物

2級…鉄骨造建物、準耐火建築物、省令準耐火建物

3級…1級、2級に該当しない建物

という階級に分けられ、防火上の性能は1級が一番高く、次に2級、3級と続き、保険料率は1級が一番低く、次に2級、3級と続きます。