生命保険の種類だワン!
あすか:保険て、いろいろ種類がありすぎて何が何だか分からないなあ。
タロウ先生:保険は奥が深いワン。こらから少しづつ一緒に勉強していくワン! まず今日は、「生命保険」について話すワン!
あすか: 分かりやすく簡単にお願いします!!
タロウ先生:生命保険は、被保険者(その保険の対象になっている人)が死亡したとき、または高度障害になった時に保険金が支払われる保険だワン。大きく分けて3種類あるワン。『定期保険』『終身保険』『養老(ようろう)保険』の3つだワン。
あすか:定期保険・終身保険は聞いたことある!養老保険はあまり知らないかも。
タロウ先生:一つづつ簡単に説明するワン。
◎定期保険
保険期間が『○歳まで』と決まっている、一定期間を保障する保険。保険料は掛け捨てのため安いが、更新の度に高くなる。
*「掛け捨て」…その保険期間に保険支払事由が発生しなかったら、お金は支払われないということ。
◎終身保険
保険期間が一生続くもの。貯蓄性があるので、一定期間後に解約すると払込んだ金額より多いお金が戻ってくる。但し、早くに解約すると払込んだお金より少ない金額しか戻ってこない。
月々の支払保険料は高め。
◎養老(ようろう)保険
保険期間が『○歳まで』と決まっていて、貯蓄性のある保険。保険期間が終わると、死亡保険金と同じ金額を受け取ることが出来る。但し早くに解約すると払込んだお金より少ない金額しか戻って
こない。月々の支払保険料は高い。
違いが分かったかなワン?
あすか:なんとなく分かったかも。定期保険は安いけど、お金が戻ってこないんだ。終身保険と養老保険はお金が戻ってくるけど、保険料が高いんだね。どれが一番良いのかな?
タロウ先生:何が一番良いかは、その人によるワン。個人(犬)的には、保険と貯金は別に考えた方が良いと思うワン。
あすか:そうなんだ、どうして??
タロウ先生:貯蓄性のある保険は、月々の保険料が高く、万が一経済状況が苦しくなって途中で解約すると払込んだお金より少ないお金しか戻ってこないワン。そして解約するという事は保障もなくなってしまうワン。
あすか:そうだね、絶対に払えるという余裕があるならまだしも、そうじゃないなら定期保険の方が無難だね。
タロウ先生:そういうことだワン。