【FP試験対策】公的年金の種類について
公的年金の種類について
さて、前回の記事では、国民年金の納付や免除、猶予について勉強したワン。
今回は、支払う方でなく受け取る方についてやっていきたいと思うワン。
【前回の記事】
【FP試験対策】国民年金第1~3号被保険者についてと納付免除・猶予
前回の記事で、私のような会社員は、国民年金に上乗せして厚生年金に加入しているって言ってたよね、ということは、受け取れる金額も上乗せされるっていうことだよね?
その通りワン。図で表すとこんな感じワン。
あすかのような会社員や公務員の人たちは、基礎年金と厚生年金の両方を受け取ることが出来るワン。
また、「年金」と聞くと、高齢になったら受け取る「老齢給付」のことを思い浮かべる人がほとんどだと思うけど、実はそれ以外に、障がい者になった場合に受け取れる「障害給付」、生計を立ててくれていた人が亡くなった際に、遺族に支給される「遺族給付」の3種類があるワン。
そうだったんだ!
障害給付や遺族給付は、認知度が低い気がするね。
そうワンね。
そして、その3種類の年金は、国民年金、厚生年金それぞれに準備されていて、下記のように名前がついているワン。
【国民年金】
・老齢基礎年金
・障害者基礎年金
・遺族基礎年金
【厚生年金】
・老齢厚生年金
・障害者厚生年金
・遺族厚生年金
国民年金は、「基礎」という文字がついて、厚生年金は「厚生」という文字がつくんだね。
それにしても、よく「将来受け取れる年金なんてほとんど無いだろう」といって年金を払わない人がいるけれど、障害者年金や遺族年金も受け取れなくなってしまうかもしれないから、やはりしっかり払っておいた方が良い気がするね…。
そうわんね、やはり一般的に「年金」というと、この「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」、つまり老齢給付のことしか思い浮かばない人が多いと思うワン。
障害者給付や遺族給付は、受け取る人が限られるけど、老齢給付は基本的にみんなが受けとれるものだもんね。
そうワンね。
FP試験でも、それぞれの給付についての試験問題が出されるけれど、やはり老齢給付についての出題が一番多いワン!
次回は、老齢給付の仕組みについて勉強するワン!
なるべく分かりやすくお願いします!