【FP試験対策】金融資産と利回り計算について

ここでは利回り計算など、数学の知識が少し必要になるワン。必ず計算問題は試験に出るので、しっかり押さえておくワン。

う~…不安になってきた…

計算方法は似たようなものが多いので、計算式に使われる名称をしっかり覚えて、それぞれの内容を区別して覚えれば大丈夫だワン!数学が苦手な人は丸暗記すればいいワン!

金融商品としての預貯金

預貯金って金融商品なの?ただ安全な場所にお金を預けておくっていう認識だったよ。

今はあまりにも利率が低いから、金融商品っていうイメージはないかもしれないワンね。でも普通預金だけじゃなく、色々な種類があるし、銀行によっては利率が違うワン。

そっか。利率が違うんだったら、どこにどれだけのお金を預けるか、判断が変わってくるね!

かつては金利が5%、6%なんて時代もあったワン。1億円預けたら、年利5%として、年間500万円増えたってことだワン。

すごい時代だね…そう聞くと、預貯金も立派な金融商品なんだね!

利息の計算

次は利息の計算方法を説明するワン。

いよいよ計算問題だね!私の苦手分野だから集中するよ!

いつも集中しろワン

単利計算  元利合計=元本×(1+年利率×預金期間)
複利計算  元利合計=元本×(1+年利率)年数(乗)

あぁ…無理だワン

ば、ばかにしてるワンね!?今からちゃんとわかりやすく説明するから落ち着けワン!
まず利息の計算には単利計算と複利計算の2つの方法があるんだワン。単利計算と複利計算の違いはというと、利息を元本に含ませるか含ませないかという違いなんだワン。

例)1000万円の元本を年利10%で運用した場合

計算式: 元利合計=1000万×(1+0.1×3年)
1000万円×(1+0.3)=1300万円



計算式: 元利合計=1000万円×(1+0.1)×3(年)乗
1000万円×1.1×1.1×1.1=1331万円

固定金利と変動金利

以前、住宅ローンのところでやったワンね.

やったっけ…?

固定金利 市場の金利動向に関わらず、適用される金利が満期まで変化しない。
変動金利 市場の金利動向に応じて、適用金利が見直される

固定金利期間選択型というものもあるワン。これは一定期間は固定金利、その期間を過ぎたら、変動金利か固定金利かを選択できるんだワン。

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