【FP2級試験対策】払済保険・延長保険の違いについて
目次
払済保険・延長保険とは
タロウ先生:何らかの理由で保険料の払い込みが難しくなってしまった時、解約返戻金を使って、以後の保険料を払わなくても継続させる方法があるワン。それが今回説明する、「払済保険」と「延長(定期)保険」だワン。
あすか:そうなんだ、知っておくといざというときに役に立つかもしれない知識だね。
タロウ先生:そうだワンね。それでは、詳しい内容や違いを解説していくワン!
あすか:お願いします!
タロウ先生:「払済保険」、「延長(定期)保険」とも、保険料の払い込みを中止して、その時点の解約返戻金を使って一時払いをしてしまうワン。なので、以後の保険料の支払いがいらなくなるワン。
あすか:ふむふむ。
タロウ先生:ただし、保険の契約内容が下記のように変わるワン。
払済保険
その時点の解約返戻金を使って、一時払いで同じ種類の保険、または養老保険に変更すること。
〇元の契約と変わる点
・保険金額が小さくなる
・特約が消滅する
〇元の契約と変わらない点
・保険期間
延長(定期)保険
その時点の解約返戻金を使って、一時払いで元の契約と保険金額の変わらない定期保険に変更すること。
〇元の契約と変わる点
・保険期間が短くなる
・特約が消滅する
〇元の契約と変わらない点
・保険金額
タロウ先生:上記のように、払済保険は保険金額が小さくなり、延長(定期)保険は保険期間が短くなるワン。
あすか:なんだかややこしいね、払済保険っていう名前だけど、保険金額が小さくなって、延長保険っていう名前だけど、保険期間が短くなるんだ。
タロウ先生:そうだワンね、ちょっとややこしいけど、こういう間違いやすいポイントは試験に出る可能性大だワン!忘れそうになった時はこの記事を何回も見て覚えるワン!
あすか:こまめな復習が大切だね!今日もありがとう、タロウ先生!
タロウ先生:どういたしましてだワン!