【速報】コロナ緊急経済対策30万円の給付要件が全国一律へ 分かりやすく解説
政府は4月10日、コロナ対策である一世帯30万円の現金給付基準について、これまでの基準よりも簡略化し、全国一律にすることを発表しました。
これまでの基準とどう変わったのか、具体的に分かりやすく解説します。
※記事公開時(令和2年4月11日時点)の内容となっておりますので、のちに変更される可能性があります。
※「一世帯30万円給付」について、「国民一人当たり10万円給付」に変更となる方針の発表がありました。(4月17日追記)
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コロナ対策30万円の給付要件が全国一律へ
コロナ対策における一世帯30万支給の条件について、前回の記事ではその基準の複雑さについて解説したワン。
前回の記事
コロナ緊急経済対策30万円の現金給付 支給対象者は?分かりやすく解説
そうそう、基準が分かりにくいっていう意見が後を絶たなかったみたいだね。
そういった意見を受けて、政府は基準を分かりやすく変更したワン。
これまではの基準は簡単に言うと、
〇収入が住民税の非課税水準を下回る または
〇収入が半分以下になり、住民税非課税水準の2倍を下回る
というものだったけれど、この「住民税非課税水準」というのが市区町村や扶養家族によって異なるため、自分が上記の基準に当てはまるのかを確認するのが非常に困難だったワン。
そうだよね。ネットで調べて計算したとしても、合ってるか不安になるよね。
そういった声を聞き、住民税非課税水準に代わり、下記の金額を基準とすることに決定したワン。
30万円支給の給付対象 住民税非課税水準に代わり、全国一律となった基準額
単身世帯 | 10万円 |
扶養親族等1人 | 15万円 |
扶養親族等2人 | 20万円 |
扶養親族等3人 | 25万円 |
※4人目以降は、基準額を1人当たり5万円加算
これはかなり明確だね。
そうだワン。上記の金額を基に、下記の条件に当てはめるワン。上記の金額を、「基準額」とぶワン。
【現金30万円支給の条件】
世帯主の2月~6月のいずれかの月収が新型コロナウィルス発生前より減少し、
①「基準額」以下となる世帯
又は
②月収が半分以下となり、「基準額」の2倍以下になる世帯
①②について、計算の仕方を知りたいという人は、ぜひ前回の記事を参照してほしいワン!
前回の記事
コロナ緊急経済対策30万円の現金給付 支給対象者は?分かりやすく解説
あと、前回の記事にも記載しているけれど、今回の支給対象となるのはあくまでも世帯主だワン。世帯主の収入が減少し、上記の条件に当てはまった場合に支給される給付金なので、注意だワン。
申請方法は郵送かオンライン申請の予定で、給付金の受取りは原則として、本人の名義の口座に振り込みになる予定だワン。
もしかしたらまた条件が変更になる可能性もあるから、こまめに総務省のホームページなどを確認したほうが良いかもしれないね。