賃貸物件で水漏れ!保険や補償はどうなるの?
賃貸物件で水漏れ!保険や補償はどうなるの?
あすか:今回は私の住んでる部屋の他に、隣の部屋の人も水漏れの被害にあったみたい。駄目になった家具とかは、大家さんが補償してくれるみたいだから良かった。
タロウ先生:なるほどだワン。おそらく、大家さんの加入している賠償責任の保険(建物管理賠償責任保険など)から保険金がおりるのだと思うワン。(以前の記事参照)
あすか:そうなんだ!大家さんの保険を使うんだね!
タロウ先生:おそらくそうだワンね、ちなみに通常の火災保険では、老朽化によって水道管に亀裂が入り水漏れした場合の損害は補償されないのが一般的だワン。
あすか:えっそうなの! ?
タロウ先生:保険は予想が出来ない事態において補償をしてもらえるものだから、「老朽化」という予測が出来ることについては補償されないのだワン。
ただ、加入している保険会社や保険の内容、状況によって異なることもあるので、万が一何かあった場合は、加入している保険会社に確認すると良いワン。
また、もし補償される場合も、水道管自体の修理は補償されないワン。
あすか:そっか、どちらにせよ、水道管の修理自体は自費でしないといけないんだね。
タロウ先生:そうだワン。
被害状況はどうやって報告すれば良いの?
あすか:大家さんに、今回の水漏れの被害状況を教えてくれって言われたんだけど、具体的にどうしたら良いのかな?
家具とか本とか、結構色々ダメになっちゃったんだけど…。
タロウ先生:そうだワンね、まずはダメになった家財とその金額を、箇条書きなどで良いので紙に書きだすと良いワン。
あすか:金額?買った時の金額てことだよね?ほとんど覚えてないなあ~。
タロウ先生:覚えてないものについては、とりあえずおよその金額で良いワン。
あすか:ふ~ん、「・座椅子 1個 5,000円、・雑誌一冊 600円」とか、こんな感じで良いの?
タロウ先生:そんな感じで良いワン。ちなみに、書いた金額をそのままもらえるという事ではないワン、あくまで損害状況の把握のための資料だワン。
あと、ダメになった家財はもう捨ててしまったワン?
あすか:本とか細かいものは捨てちゃった!大きな家具は、来週の粗大ごみの日に出そうと思ってるけど…。
タロウ先生:もしかしたら、保険会社が被害状況の把握のために見たいかもしれないから、捨てる前に大家さんに確認すると良いかもだワン。
すぐに捨てざるを得ないものに関しては、写真を撮っておくと良いワン。
出来たら当日の被害状況の写真も撮っておくと良かったのだけど、それは撮ってないワン?
あすか:当日は気が動転してて写真どころじゃなかったよ。でもそっか、記録に残しておくことは大事だね、失敗した。
タロウ先生:また何かあった時は、写真を撮っておくと良いワン。
あすか:そうだね、また何かあったら嫌だけど…。普段起こらないことが起きると、どうしたら良いか分からなくなっちゃうものだね。
こんなとき身近に相談できる人(犬)がいると助かるね、今日もありがとう、タロウ先生!
タロウ先生:どういたしましてだワン!
※この記事は著者の経験をもとに書いております。